2021年7月13日
カリフォルニア州ロサンゼルス
 
 

最も要求の厳しい分野に応える産業用エンタープライズグレードのAIテクノロジー企業であるBeyond Limitsは本日、アジアパシフィック地域でコグニティブAIソリューションへのアクセスを拡大するため、三井物産株式会社と新たにパートナーシップを組むことを発表しました。

このコラボレーションにより、世界的な拡大のみならず、日本をはじめアジアパシフィック地域の国々の三井物産のクライアントに向けて、デジタルトランスフォーメーションとAIレディネス(活用準備)に関するコンサルティングサービスを検討します。このサービスの導入は、まず三井物産が出資する液化天然ガス(LNG)プラント施設産の1つから開始する予定です。Beyond LimitsのコグニティブAIソリューションを活用して、操業関連情報の蓄積・解析とそれを通じた生産効率の向上を図ります。

Beyond Limitsのアジアパシフィック地域担当社長であるLeonard Leeは次のように述べています。「Beyond Limitsは、現在の課題の解決に留まらず、人工知能のインパクトを理解しつつある新たな業界や地域のニーズに応えるためのAIソリューションの開発に力を入れています。私たちは、三井物産という、多くの世界規模の業界で事業開発や取引のリーダーとして確固たる地位を築いてきた企業とパートナーシップを組むことを誇りに思います。両社はこのコラボレーションを通じて、AIのポテンシャルを探求し始めた多くのセクターのために、AIを駆使した知識と価値の構築に共同でコミットしていきます。」

調査会社Tracticaのレポートによると、アジアパシフィック地域のAI市場(ソフトウェア及びその他サービスを含む)は、2025年までに1,360億ドルに達する見通しです。この大きな市場ポテンシャルと、インフラ、エネルギー、製造といった伝統的産業でのテクノロジー採用の進展が相まって、デジタルサービスの活用に関心を持つ企業が増えることにより、専門的なリソースに対するニーズが発生すると予想されます。

三井物産の執行役員デジタル総合戦略部長の真野雄司氏は次のように述べています。「三井物産は2020年11月にDX総合戦略を発表しました。三井物産のGlobal Portfolioが有する多様な現場にDigitalの力を掛け合わせることで生産性向上・競争力強化・新たなビジネスモデルの創造に取り組んでいます。このパートナーシップを通じて当社が短中期の目標として掲げる「既存ビジネスの徹底的な効率化・高付加価値の実行」を加速して行きます。」

三井物産のプロジェクト本部プロジェクト開発第三部第四営業室 室長補佐の田辺大樹氏は次のように述べています。「Beyond Limitsとのパートナーシップ締結を嬉しく思っています。三井物産グループの現場が持つオペレーションノウハウ・技術(Operation Technology)やデジタルトランスフォーメーション(DX)の経験・知見を、Beyond LimitsのAIテクノロジーと融合させることで、エネルギー分野をはじめ様々な分野で価値貢献できると考えています。」

Beyond LimitsのコグニティブAIエネルギーソリューションの詳細については、こちらをご覧下さい。

 

 

Beyond Limits, Inc. について

 

Beyond Limitsは、エネルギー、ユーティリティ、ヘルスケアなど最も要求の厳しい分野に応える産業用エンタープライズグレードのAIテクノロジー企業です。

従来型AIを超えるBeyond Limits独自のコグニティブAIテクノロジーは、数値ベースの機械学習技術を知識ベースのアプローチと組み合わせて、実用的なインテリジェンスを意思決定者に提供します。お客様はBeyond LimitsのAIソリューションを導入することにより、運用上の洞察力を高め、運用条件を改善し、あらゆるレベルでパフォーマンスを向上させ、その結果として最終的に収益性を高めることができます。

2014年設立のBeyond Limitsは、カリフォルニア工科大学(Caltech)の研究機関でNASAの宇宙探査に携わるジェット推進研究所が開発した先端技術の大規模な投資ポートフォリオを活用しています。当社は最近、フロスト&サリバンの2021年ベスト・プラクティス・アワードでカンパニー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、CBインサイツからは2020年の最も革新的なAIスタートアップ100社にリストアップされました。

詳細についてはwww.beyond.aiをご覧下さい。

 

 

 

 

13 April 2021
Beyond Limits Asia Pacific

 

最も要求の厳しい分野に応える産業用エンタープライズグレードのAIテクノロジー企業であるBeyond Limits (https://www.beyond.ai/ja/)は本日、半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス/ソリューション・プロバイダーの株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社:神奈川県横浜市、代表者:代表取締役社長原一将)のAI専門家組織である、AI Research & Innovation Hub (https://www.macnica.ai/research.html)(以下ARIH)のオープンイノベーションパートナーとして活動を開始するため覚書を締結致しました。人工知能(AI)、高度分析、ビッグデータのソリューションを発展させて、日本そして世界に展開することを目指します。
 
アジアパシフィック地域のAI市場規模は2025年に124億米ドルに達する(https://www.statista.com/statistics/721750/asia-pacific-artificial-intelligence-market/)見通しです。同地域の国々がAI投資を続ける中、企業はデジタルトランスフォーメーションの波に乗る能力を提供してくれる専門ソリューションのプロバイダーを探しています。
 
Beyond Limitsとマクニカはこのようなサービスの需要を共に認識しており、各々の専門分野の知識を活用しています。両社は現在、AI、高度分析、ビッグデータのソリューションサポートのための戦略的コラボレーションの構築を進めています。デジタルトランスフォーメーション(DX)や「AI-Readiness(AI活用準備)」に関する世界各地でのコンサルティングサービスもこれに含まれます。
 
Beyond Limitsのアジアパシフィック地域担当社長であるLeonard Leeは次のように述べています。「Beyond Limitsは、現在の課題を常に超えるようなソリューションの開発に全力を傾けています。私たちは現在起きていることに気を取られずに、将来起こることや、AI分野の技術イノベーションの最先端を走り続けることに集中します。更に、マクニカとのパートナーシップにより、様々な業種の企業がAIを活用したビジネス価値を創出できるよう支援致します。」
 
Beyond Limitsは最近、シンガポールを新たな本部とするアジアパシフィック地域にAIテクノロジーを拡大するために、シリーズC投資ラウンドで1億3,300万米ドルを調達しました。この地域本部は、アジアにおける合弁事業やパートナーシップへの戦略的投資を推進し、香港事務所が主導する金融サービスや台湾事務所が主導する先端製造業、そしてシンガポール、深圳、東京の事務所が主導するエネルギーや医療セクターのように、Beyond Limitsは業界に特化して拡大を目指します。Beyond Limitsはまた、シンガポールにおいて専門ソリューションを提供しつつ、AI人材の育成と認知度向上を図ることを目的として、Kaplan及びInfosys Compazとの覚書にも署名しました。
 
Beyond LimitsのコグニティブAIテクノロジーの詳細については、こちら(https://www.beyond.ai/ja/technology/cognitive-ai/)をご覧下さい。
 
 
株式会社マクニカ AI Research & Innovation Hub プリンシパル楠貴弘様からのコメント
 
「ARIHは、Beyond Limitsとのパートナーシップを心より歓迎致します。今後、ARIHが持つ約300件のAI社会実装実績と、ワールドワイドの石油プラントで大幅なコスト削減や利益向上を実現してきたBeyond Limits独自のコグニティブAIテクノロジーを組み合わせることで、両社の知見・サービス・テクノロジーを融合し、社会課題の解決と企業の新たな価値創造を伴走型パートナーとして支援します。」
 
 
Beyond Limits Asia Pacificについて
Beyond Limits Asia Pacificは、エネルギー、先端製造、フィンテックなど最も要求の厳しい分野に応える産業用エンタープライズグレードのAIテクノロジー企業です。
 
従来型AIを超えるBeyond Limits独自のコグニティブAIテクノロジーは、数値ベースの機械学習技術を知識ベースのアプローチと組み合わせて、実用的なインテリジェンスを意思決定者に提供します。お客様はBeyond LimitsのAIソリューションを導入することにより、運用上の洞察力を高め、運用条件を改善し、あらゆるレベルでパフォーマンスを向上させ、その結果として最終的に収益性を高めることができます。
 
Beyond Limits Asia Pacificはシンガポールに地域本部を置き、香港、深圳、台北、東京で事業を展開します。この地域本部は、アジアにおける合弁事業やパートナーシップへの戦略的投資を推進し、香港事務所が主導する金融サービスや台湾事務所が主導する先端製造業、そしてシンガポール、深圳、東京の事務所が主導するエネルギーや医療セクターのように、Beyond Limitsは業界に特化して拡大を目指します。
 
2014年設立のBeyond Limitsは、カリフォルニア工科大学(Caltech)の研究機関でNASAの宇宙探査に携わるジェット推進研究所が開発した先端技術の大規模な投資ポートフォリオを活用しています。当社は最近、フロスト&サリバンから2021年グローバル・カンパニー・オブ・ザ・イヤー・アワードを受賞し、CB Insightsからは2020年の最も革新的なAIスタートアップ100社にリストアップされました。
 
詳細についてはhttps://www.beyond.ai/ja/をご覧下さい。
 
 
 
 
 
 
2020年12月16日
米国カリフォルニア州ロサンゼルス

 

最も要求の厳しい産業用向けエンタープライズグレードのAIテクノロジー企業、Beyond Limitsは本日、NVIDIAと協力して、エネルギー分野にデジタルトランスフォーメーションをもたらすための取組みを進めていることを発表しました。

Beyond Limitsは今後NVIDIAの専門家と、エネルギー分野におけるBeyond Limits製品及びソリューションの共同市場開拓戦略のために協力していくこととなります。また、同社はNVIDIAからの技術支援や、NVIDIAのNGCカタログのコンテナー、モデル及びアプリケーションフレームワークといったGPUに最適化されたAIソフトウェアを活かし、同社のソフトウェア開発サイクルのパフォーマンス及び効率の改善を行う予定です。

「AIは世界のエネルギービジネスの中枢が直面している問題に対し、大きな影響を与える可能性を秘めています。しかしそのような技術には、現代における世界の生産者の多くが必要とする水準と規模で運用するための高度な計算能力が必要になります」と、Beyond LimitsのCEOであるAJ Abdallat氏は述べています。「それこそが、私たちがAIコンピュータープラットフォームの大手プロバイダーであるNVIDIAとの協業を大変楽しみにしている理由です。NVIDIAの技術サポートと専門知識があれば、Beyond Limitsはエネルギー生産及び収益性を最大化するための、より早く、より賢く、より効率の高いAIを基盤としたソリューションを提供し易くなります。」

新型の高性能AIソリューションにおけるブレイクスルーは、エネルギー産業全体に多大な影響をもたらすものと予測されています。石油及びガス分野での上流工程が直面している主要な問題の1つに、特に地域の地質学的特性に関するデータが大変不確実な場合における坑井展開の最適化のためのリソース要件があります。この問題を解決するため、Beyond Limitsは36時間以内に167,000の複雑なシナリオのシミュレーションを実行できるNVIDIA A100 Tensor Core GPUsを使用した新しい深層強化学習(DRL)フレームワークを開発しました。初期試験後、DRLフレームワークは調査されたアクションの数、及び今後の油層採掘から予測される経済的収益を元に坑井位置の予想及び推奨を行うことで、NPV値を208%伸ばすという成果を出しています。

「NVIDIA A100は今日のエネルギー分野の要求を満たすために必要な性能と信頼性を提供しています」と、NVIDIAのグローバル・エネルギー・ディレクターであるMarc Spieler氏は述べています。「何十万ものAIシミュレーションをリアルタイムで処理できる能力は、Beyond Limitsがエネルギー技術を進化させるスケーラブルなアプリケーションを開発するために必要としている知見を提供しています。」

Beyond LimitsのコグニティブAIは、人間のような推論で問題を解決し、コード化された人間の知識と機械学習技術を組み合わせ、例えデータが不足もしくは不確実な場合であってもシステムが適応し、運転を続行できるようにします。それにより、Beyond Limitsの顧客は運用知見を高め、運用状態を改善し、あらゆるレベルにおいてパフォーマンスを高め、最終的には利益向上という結果を手にすることになります。詳しくは、https://www.beyond.ai/ja/solutions/beyond-energy/# をご参照下さい。

 

Beyond Limitsについて

Beyond Limitsはエネルギー、ユーティリティ、及びヘルスケアといった最も要求の厳しい産業向けエンタープライズグレードのAIテクノロジー企業です。

従来型の人工知能を超えるBeyond Limits独自のコグニティブAIテクノロジーは、数値ベースの機械学習技術を知識ベースの推論と組み合わせて、実行可能なインテリジェンスを意思決定者へ提供します。お客様はBeyond LimitsのAIソリューション導入することにより、事業洞察力を向上させ、事業状態を改善させ、全ての段階において業績を上げ、最終的には利益向上という結果を手にすることになります。

2014年設立のBeyond Limitsは、カリフォルニア工科大学の研究機関でNASAの宇宙探査に携わるジェット推進研究所が開発した先端技術の大規模な投資ポートフォリオを活用しています。同社は最近CB Insightsより、2020年最も革新的な人工知能スタートアップ上位100社に選ばれ、更にFrost & Sullivanの北米テクノロジーイノベーション賞を受賞しました。

詳しくは、www.beyond.ai/jaをご参照下さい。

 

お問い合わせ先:

Ed Cruz

LEWIS for Beyond Limits

beyondlimitspr@teamlewis.com

###

 

2020年12月17日
シンガポール

 

最も要求の厳しい産業向けエンタープライズグレードのAIテクノロジー企業、Beyond Limitsは本日、シンガポールの地域本社を通じたアジアパシフィック地域での事業確立・拡大へ向けたイニシアティブ及びパートナーシップの第一弾を発表しました。この拡大に伴いBeyond Limitsは、シンガポール及びアジア全域において強固な人工知能(AI)の人材育成を目指すと共に、デジタルトランスフォーメーション、データインフラ、先端アナリティクスの新たなアプリケーションを開発します。

Beyond LimitsとKaplan高等教育機関の間で署名が交わされた覚書(MoU)は、シンガポールの学生と専門家のためにAIとデータサイエンスの人材を世界レベルへ促進することを目指します。前者の学生に関しては、Kaplanからテクノロジー、AI、データサイエンスの優秀な学生を毎年Beyond Limitsへ招いて産業分野へのインターンシップの機会を作り、Kaplanの教育工学(EdTech)インキュベータープログラムへの参加資格を与えることなどが含まれております。後者の専門家に関しては、取締役及び経営幹部向けAI及びデータサイエンスコースの共同開発が含まれます。

Beyond Limitsは更に、フルサービスのテクノロジープロバイダーである、Temasek HoldingsとInfosys LimitedのジョイントベンチャーのInfosys Compazと戦略的パートナーシップを締結しました。Temasek HoldingsもInfosys Limitedも、各々の業界において世界的リーダーであります。新たなコラボレーションの一環として、Infosys Compazは、Beyond LimitsのコグニティブAIソリューションと独自のデジタルサービスを、アジアパシフィック地域の2,000以上の顧客へ提供します。また、市場にある多くの企業が既に依存しているスケーラブルなデジタルサービスに支援されたその他の機能へのアクセスも提供する予定です。

Beyond Limitsアジアパシフィック社長のレオナルド・リー氏は、次のように述べています。「地域全体に渡る戦略的パートナーシップの力強いパイプラインと共に、新たな挑戦を始められることを大変嬉しく思います。シンガポール及びアジアパシフィック地域の人材と能力を拡大させることのできる人間のような論理展開力を持った自動化ソリューションを生み出すという長期的な取組みを私たちは目指しています。」

リサーチグループTractica Omdiaの最近の報告書によると、アジアパシフィック地域におけるAI市場の価値は、2017年の60億ドルから、2025年には1,360億ドルに成長すると見込まれています。

レオナルド・リー氏は更に「この地域は、2020年の世界的な市場・経済不況の結果、政府支援のAIイニシアティブが進み、企業投資が増加しています。Beyond Limitsは、KaplanとInfosys Compazと共に地域全体の共同事業の一部として、AIの人材成長を長期に渡って育み、最高水準のテクノロジーサービスを提供できることを大変光栄に思います」と述べています。

Beyond Limitsは最近、シンガポールを新拠点としてアジアパシフィック地域へAIテクノロジーを拡大するために、シリーズC投資ラウンドで1億3,300万ドルを調達しました。地域本社は、Beyond LimitsのAIの縦方向(バーティカル)拡大に向けて、アジアでのジョイントベンチャーやパートナーシップへの戦略的投資を推し進めます。香港事務所は金融サービスを、台湾事務所は先端製造を、シンガポール、深圳、東京事務所はエネルギー及び医療部門を各々率いております。Beyond Limitsアジアパシフィックは最近、中国・北京のデジタル石油ガス会議より、2020年AIサービスイノベーション優秀賞を授与されました。

Beyond LimitsコグニティブAIテクノロジーに関する詳しい情報は、こちらをご参照下さい。

 

Beyond Limitsアジアパシフィックについて

Beyond Limitsアジアパシフィックは、エネルギー、先端製造、フィンテックなど最も要求の厳しい分野に応える産業向け人工知能企業です。

従来型の人工知能を超えるBeyond Limits独特のコグニティブAIテクノロジーは、数値ベースの機械学習技術を知識ベースの論法と組み合わせて、実行可能なインテリジェンスを意思決定者へ提供します。お客様は、Beyond LimitsのAIソリューションを導入することにより、事業洞察力を向上させ、事業状態を改善させ、全ての段階において業績を上げ、最終的には利益向上という結果を手にすることになります。

Beyond Limitsアジアパシフィックの地域本社はシンガポールに置かれ、その他香港、深圳、台北、東京に支社を構えております。地域本社は、Beyond LimitsのAIの縦方向(バーティカル)拡大に向けて、アジアでのジョイントベンチャーやパートナーシップへの戦略的投資を推し進めます。香港事務所は金融サービスを、台湾事務所は先端製造を、シンガポール、深圳、東京事務所はエネルギー及び医療部門を各々率いております。

2014年設立のBeyond Limitsは、カリフォルニア工科大学の研究機関でNASAの宇宙探査に携わるジェット推進研究所が開発した先端技術の大規模な投資ポートフォリオを活用しています。同社は最近CB Insightsより、2020年最も革新的な人工知能スタートアップ上位100社に選ばれ、更にFrost & Sullivanの北米テクノロジーイノベーション賞を受賞しました。

詳しくは、www.beyond.ai/jaをご参照下さい。

 

お問い合わせ先:

Jonathan Lim

LEWIS for Beyond Limits

jonathan.lim@teamlewis.com

 

 

2020年9月22日
カリフォルニア州ロサンゼルス

 

エネルギー、ユーティリティ、ヘルスケアなどの最も要求の厳しい分野を取引先とする産業用及びエンタープライズ向けAIテクノロジー企業であるBeyond Limitsは、本日、シリーズC投資ラウンドで1億1,300万ドルの調達完了と約2,000万ドルの追加調達の確約を発表しました。今回の資金調達は、著名な人工知能とクラウドコンピューティング企業であるGroup 42、及び当社のこれまで2度に渡る投資ラウンドに参加した投資家でありお客様でもあるbpベンチャーズの主導により取り行われました。

「今日、従来型AIの枠を超えるシステムに対するこれまでにない世界的な需要が沸き上がっています」と、Beyond LimitsのCEO兼創設者であるAJ Abdallatは述べています。「当社のコグニティブソフトウェアは、状況を理解し、問題を実際の状況に置くだけでなく、継続的に学習する機能を備えています。私たちは、独自の強力なAIアプローチを適用して、今日の産業や世界が直面している最も困難な問題を解決することで、より多くのお客様を支援できることを嬉しく思います。」

Beyond LimitsのコグニティブAIは、人間が推論と論理を使用して結論を形成する方法と同様に、問題を解決するために人間のように推論することを適用します。このユニークなアプローチは、エンコードされた人間の知識を利用可能なデータソースと組み合わせ、データが不足している場合や完全に欠落している状況でもシステムを適応させて運用を継続できるようにします。その結果、Beyond Limitsのお客様は、運用上の洞察を高め、運用の条件を改善し、あらゆるレベルでのパフォーマンスを向上させることができます。結果として最終的には利益を増やすことにも繋がります。

「bpベンチャーズは、グローバルエネルギーシステムの再考に役立つ、ポテンシャルの高い革新的なテクノロジー企業を特定して投資するために設立されました」とbpのデジタルサイエンス&エンジニアリング担当シニアバイスプレジデント、Morag Watsonは述べています。「今回の追加投資により、Beyond LimitsのコグニティブAIは、エネルギー分野のために、そして実際には業界全体に渡って、よりインテリジェントで持続可能な未来を作るのに貢献すると信じています。」

「私たちは、この高度な技術の多くの機能を探索できること、そして協業できることを楽しみにしています」とGroup 42の法務顧問であるMartin Edelmanは述べています。「Beyond LimitsのユニークなAIは、影響力の大きい分野にこれまでにない新しいレベルの効率化をもたらし、将来の経済成長の促進に役立つと信じています。」

1億3,300万ドルの調達資金は、米国内と海外の両方でBeyond Limitsのビジネスを拡大するために使われます。海外への投資にはBeyond Limits Asiaの立ち上げを含み、シンガポールに地域本部を置き、香港、台北、東京での事業を展開し、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジアの事業を拡大します。Beyond Limits Asiaは、アジアでの合弁事業と戦略的パートナーシップへの投資を促進し、香港事務所が主導する金融サービスや台湾事務所が主導する先進的な製造業など、新しい分野でのBeyond LimitsのAI適用範囲を拡大します。また、Beyond LimitsのコグニティブAIアプリケーション開発、及びSaaS製品ポートフォリオの展開の加速、Beyond Labs R&Dのプログラム促進にも使われます。

 

Beyond Limitsについて

Beyond Limitsは、エネルギー、ユーティリティ、ヘルスケアなどの最も要求の厳しい分野を取引先とする産業用及びエンタープライズ向け人工知能企業です。2014年に設立されたBeyond Limitsは、カリフォルニア工科大学(Caltech)のNASA宇宙ミッションのためのジェット推進研究所で開発された高度なテクノロジーの重要な投資ポートフォリオを活用しています。

従来型の人工知能を超えて、Beyond LimitsのユニークなコグニティブAIテクノロジーは、機械学習などの数値技術と知識ベースの推論を組み合わせて、実用的なインテリジェンスを生成します。

お客様はBeyond LimitsのAIを導入して、運用上の洞察を大幅に向上させ、運用条件を改善し、あらゆるレベルでパフォーマンスを向上させることができます。結果として最終的に利益を増やすことにも繋がります。また、当社はCB Insightsの最も革新的な人工知能スタートアップ2020にリストアップされると共に、Frost&Sullivanの北米技術革新賞を受賞しています。

詳細については、https://www.beyond.aiをご覧下さい。

 

bpベンチャーズについて

bpベンチャーズは、10年以上前に設立され、高度な成長を遂げている革新的なテクノロジーを持つ民間企業を特定して投資し、エネルギースペクトラム全体のイノベーションを加速しています。それ以来、bpは250を超える共同投資家と共に、31を超えるアクティブな投資を通じてテクノロジー企業に約7億ドルを投資してきました。

ベンチャー投資は、伸び続ける世界のエネルギー需要を満たすと同時に二酸化炭素排出量を削減するという、同時に二つの課題に取り組むbpの戦略において重要な役割を果たします。

bpベンチャーズは、コアとなるアップストリーム、ダウンストリーム、代替エネルギービジネスに焦点を当てつつ、新しいエネルギービジネスを結び付け、成長させることに注力しています。更に、アドバンスドモビリティ、低炭素、デジタルと言ったテーマへの戦略的な株式投資を行っています。

詳細については、https://bp.com/venturesをご覧下さい。

 

Group 42について

Group 42(G42)は、人工知能とクラウドコンピューティング企業で、総合的、スケーラブルなテクノロジーソリューションの開発と導入を専門としています。詳細については、https://g42.aiをご覧下さい。